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ハウスメーカーが教える、賢い「鉄骨住宅」選び ②間取りの自由度

注文住宅を建てるなら、やっぱり“間取り”にこだわりたいですよね。鉄骨住宅は、間取りの自由度が高く、大きな窓や広い空間も実現しやすい特性があります。また、将来リフォームをしやすいというメリットも。その理由を紐解いていきましょう。



壁の制約が少なく、大きな窓や広い空間をつくりやすい

見るからに強靭な印象の鉄骨は、外からの力に粘り強く耐える性質や、高い復元力を持ち合わせています。鉄骨住宅では、この強さと柔軟性を併せ持った鉄骨の柱と梁を、溶接やボルト接合で一体化して建物をつくります。この工法は地震などの外力に対抗する壁(耐力壁)が最小限で済むため、大空間・大開口を実現しやすく、間取りの自由度も高くなります。

自由度の高い構造であれば、日当たりや眺望のいい方角に大きな窓を設けることや、柱や壁などで仕切られることなく広いリビングをつくることも容易。オープンな間取りは開放的な気分になれるだけでなく、実際の床面積以上に広がりを感じられます。家の中のどこにいても、家族の気配を感じられるのも魅力です。また、耐力壁の位置に左右されにくく、部屋の配置を自由に決めやすいということは、将来リフォームしやすい建物でもあるということです。では、間取りの自由度の高い鉄骨住宅の空間例を、ハウスメーカーの写真と共に見ていきましょう。

開口幅7m10cmの窓(幅3m45cmの窓を2枚連続で配置可能。中間に柱が入ります。)から、室内に光を存分に取り込みます。また、天井高は最高で2m72cm。解放感のある空間を実現します(写真/大和ハウス工業)

柱なしで最大32畳の大空間をつくれる構造のため、開放感のあるLDKが実現できます。もちろん、必要に応じて仕切り壁を後から設けることも可能です(写真/セキスイハイム)

車を2台並列駐車できるガレージ。有効開口幅最大5m55㎝まで柱なしでOKなため、駐車しやすいのが大きなメリットです(写真/大和ハウス工業)

鉄骨住宅というと“頑丈で大きな建物”というイメージからか、狭小や変形の敷地には建てにくいという誤解も一部にあるようですが、多くの鉄骨系ハウスメーカーでは、数10cm単位での細やかな設計が可能。厳しい条件の敷地を無駄なく活用して、理想の間取りに近づけていくことができます。さらに、スキップフロアや曲線のある外観など、より自由度の高い設計に対応しているハウスメーカーもあります。

150mmピッチでの設計対応が可能なため、さまざまな敷地に柔軟に対応。デッドスペースをなくし、住み心地を向上できるメリットも(イラスト/パナホーム)

スキップフロアは吹抜けを通じて空間がつながり、光や風、視線が抜けることで実際以上の広さを感じられます。家族のコミュニケーションもより豊かに(写真/へーベルハウス)

鉄骨プレハブ住宅では難しいとされてきた、曲線のある外壁が施工可能なハウスメーカーも。個性的なアール形状で、印象的な外観をつくり出します(写真/トヨタホーム)

外観のバリエーションも、モダンからナチュラルまでさまざま

鉄骨住宅の外観=箱型のモダンな都市型住宅というイメージを抱く人が多いようです。確かに、それも鉄骨住宅の魅力の一つですが、もっと豊富なバリエーションがあることをご存じでしょうか。以下にいくつかご紹介しますが、ほかにもさまざまな種類がありますので、興味のある方はハウスメーカーに問い合わせてみましょう。

箱型と切妻屋根を組み合わせた、存在感のある外観。勾配天井や大開口など、多様な空間を兼ね備えています(写真/へーベルハウス)

直線基調の中にカーブを描く外壁を組み合わせた、エレガントな印象の外観(写真/トヨタホーム)

白いタイル貼りの外観と大らかなフォルムの切妻屋根が、若々しい雰囲気の外観(写真/セキスイハイム)

大きな寄棟屋根、バルコニーと深い庇が描き出す水平ラインが堂々とした印象の外観(写真/パナホーム)

北欧の家を思わせるスタイルの外観。庭の樹木と調和してナチュラルな雰囲気に(写真/大和ハウス工業)

鉄骨住宅の設計の自由度やその詳細については、ハウスメーカーにより異なる点もあります。モデルハウスを訪問したり、現場見学会などに参加した際には、会社の担当者に詳しく聞いてみることをお勧めします。

今回取材した各メーカーの構造や設計の自由度については、以下のリンク先に詳しく説明されていますので、ぜひご覧ください。

鉄骨住宅の構造と設計についてもっと詳しく知ろう

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