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プロが教える「間取りの“しまった!”を防ぐ方法」

よ~く考えてつくったはずの間取りでも、住み始めてみると「こんなはずでは…」「思っていたのと違う!」となることも。今回は、そんな“残念な結果”を防ぐ最新の技術をご紹介しましょう。

プロからのアドバイス
「間取りを決める前に、チェックしておきたいこと」

間取りを3Dで実感してみよう

「窓や天井の高さ、部屋の広さと家具のバランスなどは、平面図ではイメージしにくい部分です。そこをわかりやすくするツールが、3Dの間取り図作成ソフト。パースだと一定方向からの見えかたしか描けませんが、3Dソフトを使えば、実際に室内を歩き回ったときの見え方を再現できます。間取りを立体的に把握できるため、より正確な判断が可能になります」。

部屋の日当たりや暑さ、寒さをチェック

「日本では、夏と冬で太陽の高さが大きく異なるため、窓の配置や大きさなどを吟味することが重要です。四季を通じた日当たりを考慮しないと“冬のリビングが思いのほか寒い”などということになりかねません。以前は、設計者の経験や勘で判断していた部分ですが、シミュレーション技術の進歩でより緻密に検討できるようになりました。また、日射をシミュレーションすれば、夏場に熱くなる部屋をあらかじめ確認して、遮熱ガラスや庇で対応策を講じることもできます」。


左は、吹抜けのないリビングの場合。真冬には南側の窓あたりに少しだけ日が入ることがわかります。右は、リビングに吹抜けを設けた場合の日当たり。リビングの奥に、明るい日だまりができることがわかりました


「LDKの明るさは気にしても、廊下や階段、洗面所などのことは忘れがちです。光熱費だけでなく安全性の面から考えても、昼間も照明をつけないと暗い場所はつくりたくないもの。空間全体の明るさをシミュレーションしておくと安心です」。



左の画面では、北側の玄関や水まわりに暗がりができています。右は、窓を大きくした場合のシミュレーション。かなり改善されていることがわかります


家の中を、風がどのように通るか確認


「大きな窓をつくっても、家の中が壁やドアで細かく仕切られていると、風の通りが悪くなります。屋内の空気の流れをシミュレーションすることで、どこをどうすれば風通しがよくなるか、対策を考えることができます」。


左の画面では、丸で囲んだ部分の風通しが悪くなっています。右は、ドアの上に欄間を設けた場合。北側の部屋まで風が通るようになったことが分かります


土地探しの段階でも、シミュレーションは有効

「間取りが決定し建築関係の申請を提出する頃に、窓の大きさや壁の位置などを変更するのは、タイミングとして遅いです。シミュレーションは、プラン検討の段階で早めに行っておきましょう。また、家づくりを検討し始めた“土地探しの段階”でのシミュレーションも有効です。周辺環境、日照、通風などのデータを元に、お客様にとってよりよい家が建てられる場所を判断できます」

住宅メーカーに依頼すれば、さまざまなシミュレーションソフトを使ってベストなアドバイスをしてくれるはず。最新のテクノロジーを活用して、満足できる家づくりをしたいものですね。

※提供されるシミュレーションの内容は、住宅メーカーによって異なります


(文責:イエノミカタ編集部)

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